錯状思考
形がほしかった
それが揺るぎないものだと思ってた
形があるということは いつか壊れるということだと知った
何かに捕らわれてるということは 何かに護られてるということだと知った
心底泣けないってことは 心底笑えないってことだと知った
愛がほしかった
それがこの上なく幸せなことだと思ってた
幸せにはいつも 不安が隣り合わせだということを知った
愛する人に愛されることが すごく勇気がいることだと知った
信じることは とても難しいと知った
考えて 心が砕けそうになっても それでも想い続ける
そんなあたしを 知った。