「社会学」とは?

「社会学ってなに?何を勉強するの?」

まぁ、「社会学」っていうんだから、「社会」について勉強するんやろう?と思った人、ある意味正解です。(笑)
でも、じゃあその「社会」ってなに?と聞かれて、即答できる人はそう多くないのではないでしょうか。
社会学者の間でもその定義については未だに論争が行われているくらいなので、ひよっこのあたしはあえてそこにはつっこみません。(笑)

しかしまぁそういってしまうと話が始まらないので、一応次のように考えておくことにします。

ある場所に複数の人々が集まって関係を結び、いろいろなやり取りをする中で、その関係が一定のパターンをもち長期的に続くようになったとき、そこには社会がある」。

そう考えてみると、最小規模の「社会」は家族となり、近所の人、学校や職場・サークル、もっと大きく見てみると、日本そのものも「社会」といえます。
さらに、最近はインターネットの普及によって、あるネットワークにアクセスする人々の間にも「社会」が存在します。(つまり、KDも一種の社会ってことね)

でもこれは、社会学が扱う「社会」という言葉の意味は、非常に広い範囲にわたります。
やから、上で言ったように社会学者の間でも意見が完全には一致しないってわけです。社会学者って変な人(=個性的な人)が多いから。(笑)
ウチの大学でも、「社会学部の先生は変人だ」というので有名です。(それもどうだ。笑

まぁそんな感じで、社会学とは何か。とりあえずまとめてみると、

社会学とはこのような「社会」を対象にして、そこに見られる「関係のパターン」を調べる学問である

ひとつ例を挙げたいと思います。

例えば、「学級崩壊」。
これももちろん、学校という「社会」を対象としてるので、社会学の範囲内です。
「学級崩壊」の原因や実態を考えるとき、それはひとつではありません。
教師と生徒の関係・教師と親の関係・親と子どもの関係・子ども同士の関係、などなど・・・
しかもこれらの関係は、昔と今では変わってきます。

こんな風に、ひとつの現象において、色んな関係のパターンを調べるのが、「社会学」という学問なのです。


ところがどっこい。(笑)
これはあたしが社会学を勉強しはじめたときに思ったことでもあるのですが、

「それ(学級崩壊)って、教育学とかの分野ちゃうの?」


確かに、そういわれてみればそうですな。
え、じゃああたしが勉強する社会学って無意味なんちゃん!?とか思ったこともありました。
しかーし、ちゃんと社会学の居場所ってのはあったんですよ。

それを知った時、あたしはますます社会学という学問の魅力にとりつかれてしまったんです。(危)

人間は、ロボットではありません。(ぉ)
いきなり何を言うか!と思われた方、ごめんなさい。(笑)

でも例えば、あなたが将来結婚するとします。
現代の日本でも、共働きが徐々に増えてきているとはいえ、いまだに「性別役割分業モデル」(男性が家庭の外で働き、女性は家庭で家事・育児に専念する)が主流です。
妊娠・出産をキッカケに退職する女性も多いでしょう。

純粋に、ただ単純に経済的な利害を考えた場合、男女共に外で働き、男女共に家事をするモデルの方が男女どちらにとっても得になることが多いのにも関わらず、です。
なぜでしょうか?

それが、日本の伝統、つまり「文化」だから。
こんな風に、人が実際に生活していく上では、合理性だけではなく、「文化」が大きく影響しているといえます。

そう考えると社会学の居場所が段々と明らかになってきます。
先程の社会学の定義にさらにわかりやすく説明を加えると、

社会学とは、関係のパターンを調べ、それを通してその背後にある文化のあり方を明らかにしようとする学問である」ということがいえます


でも、文化のあり方を明らかにするっていうけど、それはそんなに簡単なことではないんです。
文化も「社会」の中で生まれるものです。・・・しかし!!
あたしを含め、これを読んでくれてる、一人一人もまた社会の中で生きている。

「文化」ってなんだろう?と考えてもなかなか答えがでないのは、文化がわたしたちの生活のなかで、ありふれた当たり前のものになっているから。
それを明らかにしようと思えば、そのありふれた、当たり前のことから距離をとって見てみなければなりません。

普段疑問にも思わず、当たり前にしていること。考えてみればたくさんありませんか?
それを「当たり前」だと思わず、「なぜそうなのか?」と客観的にみることが、社会学的なものの考え方だ、といえるのです。

よくいえば好奇心旺盛、悪く言えばひねくれもの。社会学って、そういう学問なんです。
あたしみたいなひねくれものにはぴったりな学問だと思いません?(笑)


さて、社会学という学問が、少しはわかってもらえたでしょうか?


では、最後に社会学を学んだときのメリットについて。
これはあたしのまわりに社会学なんかおもんないわーって人が結構いるので、その人たちに向けてのメッセージでもあったりします。(笑)

社会学を勉強すると、日常生活のさまざまなことについての疑問を感じずにはいられなくなります。
今まで当たり前だ、常識だと思われていたこと。
「学校は必ず行くべきものだ」「学校を卒業したら働くべきだ」「結婚したら一緒に住むべきだ」などなど。

社会学的な考え方でみてみると、それはたくさんある選択肢のひとつでしかないことがわかってきます
どんなことを対象にしてみても、答えはひとつしかない、つまり「〜べきだ」なんてことはないのです。

法学や経営学などとは違い、社会学は専門的な知識、というものを求める人にとっては不向きな学問かもしれません。
しかし社会学は、わたしたちが今置かれている現実から距離をとってそれを相対化し、どのような選択肢がありうるのかを示してくれます。

社会学を勉強する前も、したあとも、わたしたちは変わらず社会のなかを生きていきます。
しかし、社会学を学ぶ前と、学んだあとでは決定的に違うことがあります。
何事も、こうしなければいけないんだ、という観念に縛られるのではなく、こういった選択肢があるなかで、自分はこれを選んだのだ、と。

社会学はその手助けをしてくれるのです。




あたしが社会学をやろうと思ったきっかけは、広く浅くっていうのが自分の性に合ってると思ったから。
さらに、マスコミ志望のあたしにとって、社会学的なものの見方(客観的な視点)は必要なものだって感じたから。

・・・やったんですけど、実際に大学で社会学を勉強していくうちに、その魅力にどんどん引き込まれてしまいまして。
今は純粋に楽しみつつ、勉強してます。


これからも、少しずつではあるけど、社会学について、色々語っていこうと思います。
言葉足らずやし、納得いかんことも多々あるやろうけど、お付き合いしていただければ、嬉しいです。


ではでは。
今度はいつ更新できるかなぁーー?(笑)


《参考文献》
『社会学のことが面白いほどわかる本』 浅野智彦/著 中経出版  2002



感想頂きましたvvありがとうございます☆(≧∀≦) 敬称略で失礼します。

by ちょん  by らぶ    by みう


   


 


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